空き家に、そっと息を吹き込むお手伝い
こんにちは。チャコットの野口です。
9月に入ってもまだ暑い日が続きますね。。。今年も夏が終わってすぐ冬が来そうな感じがしますね。

今日は、私たちがお手伝いさせていただいた 「空き家の再生」 のお話を、少しだけご紹介したいと思います。
ご相談から始まった小さな一歩
「空き家になっていて、このままだと草がボーボーで草取りお願いします」
とそんなご相談をいただいたことが、今回のきっかけでした。
人が住まないお家は、時が止まってしまうように見えます。
でも、そこにはご家族の思い出や大切な時間がたくさん眠っているんです。
決して放置したい訳じゃない、でも人手が足りてない、どうしたらいいのかわからない。
様々なご事情の積み重ねで、空き家というのはどんどん、小さく息を潜めてくるように見えます。
お客様の気持ちに寄り添いながら、
「私たちでよければ、少しずつお手伝いさせてもらえませんか」
──そんな想いで、この取り組みが始まりました。
庭が生き返っていく時間
最初にお手伝いしたのは、お庭でした。
随分雑草がのび、木々も自由に伸びている状態でした。
そこに、チャコットのスタッフと、そのご家族まで一緒にお邪魔して、
ご依頼主様のご指示のもと、みんなで少しずつ手を入れていきました。


お子さんたちも一緒に落ち葉を集めてくれたり、小さな手で草を抜いてくれたり。
笑い声が聞こえるたびに、止まっていたお庭の時間が、少しずつ動き出すようでした。
草を抜いてきれいになった花壇に野菜を植えました。


お庭の手入れや野菜づくりをお手伝いする中で、
家も庭も、人の手と気持ちが入ると、生き返っていくんだと実感しました。
そして、その変化を一緒に見守ることで、
お客様との時間も、スタッフとのつながりも、自然と深まっていきます。


お手伝いしながら感じたこと
お庭の手入れが終わって振り返ると、空気がまるで違っていました。
風の通りがよくなり、光が差し込むようになって、家が少し微笑んでいるように見えたんです。
お客様も、「こんなにきれいになるなんて…なんだか家がキラキラしているよね」と、とても喜んでくださいました。
その場に立ち会えたことが、とてもありがたくて、胸がいっぱいになりました。

チャコットにできること
私たちは「空き家を直すプロ」ではありません。
でも、「お家を大切にしたい」というお気持ちに寄り添って、
一緒にできることを考え、お手伝いさせてもらうことはできます。
今回のようにお庭をきれいにしたり、室内を整えたり、
小さなことから少しずつ、できることを積み重ねていく。
その小さなお手伝いの積み重ねが、ご家族の幸せの時間につながっていけば、こんなに嬉しいことはありません。


もし同じようなお悩みがあれば
「実家をどうしようかな…」
「使っていないお家をこのままにしておくのはもったいないな…」
そんなお気持ちがあるときは、ぜひ一度ご相談ください。
私たちができることはほんの少しですが、
お家にまた人の気配が戻るきっかけになれたら、とても嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
これからもチャコットは、お客様の想いを大切に、
そっと寄り添いながら、できることを一つひとつお手伝いしていきます。